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□　シネマ　de　ぶんぶん

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『フリーダ』　　アメリカ（メキシコ大使館後援）

監督／ジュリー・ティモア
原作／ヘイデン・エレーラ『フリーダ・カーロ　生涯と芸術』
出演／サルマ・ハエック、アルフレッド・モリーナ、エドワード・ノートン
公式サイト http://www.frida.jp/

８／２〜公開　今のところ東京だけ。なんでだろう…
Bunkamuraル・シネマ 03-3477-9264
　　　　　　シネスイッチ銀座 03-3561-0707

★ＪＵＮＫＯの感想

実在したメキシコの画家。情熱の女、フリーダ・カーロ。
革命家でもあった彼女の生涯を描いた物語である。

１８歳の時に大事故に遭い、体中を骨折し、鉄棒が子宮を貫通する。
命は救われるが重い障害が残り、未来は限定されるかに見える。

ところが彼女。驚く程の情熱をもって人生に挑んで行く。
眉毛がつながっている変てこな美しい顔で。ヅカヅカと前に進む。
守りではなく攻め。守るものなんて、ないんだからね。

一瞬一瞬を楽しみながら、とにもかくにも生きている。

「人間って結構苦痛に耐えられるものよ」のセリフが胸に突き刺さる。

「これって実話なんだ」という思いが、観賞中、
頭をいったりきたりする。でも事実なの。こんな脚本思い付かないもの。

生涯のパートナー、壁画家ディエゴとの関係もエキセントリックだ。

男女の関係について、試行錯誤中の人にお薦め。
参考にはならないが、たいての悩みはふっとぶと思う。

人生そのものが作品だったフリーダ。
観ると情熱にアテられて疲労する。そしてじわじわと元気になります。

★写真を観たい方はコチラ↓　（ＪＵＮＫＯのキャプション付）
http://homepage1.nifty.com/jyk/js/19.html

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